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このアップルのサプライヤ、信じられない

日本時間: 2017年7月11日 21時22分 公開

アップル(NASDAQ:AAPL)のサプライチェーンに注意を払うなら、アップルと長年にわたるグラフィックスプロセッサのサプライヤーであるイマジネーション・テクノロジーズ(NASDAQOTH:IGNMF)間の出来事に気付くはずです。

リフレッシャーとして、アップルは長年にわたり、iPhoneやiPad、Apple TV向けカスタムデザインのAシリーズプロセッサに組み込まれたグラフィックスプロセッサのライセンスを取得していました。その結果、イマジネーション・テクノロジーズは出荷されたAシリーズプロセッサごとにロイヤルティの支払いを受けていました。

しかしながらアップルは、イマジネーション・テクノロジーズに対してかなり前に、イマジネーション設計のグラフィックスプロセッサから、アップルのものへの採用転換をすると通知したと言っているのです。

アップルはイマジネーションの知的財産を使用しないので、イマジネーションはアップル販売のAシリーズプロセッサに対するロイヤルティ支払いを受けることはもうありません。

アップルへの売上がイマジネーション・テクノロジーズの収益ベース全体の約半分と、PowerVRグラフィックス収入のほぼ半分を占めているため、イマジネーションはアップルに大きく依存しています。(イマジネーションには、CPUコアとコミュニケーション知的財産ライセンス事業もあります。)

ご存知のように、イマジネーションはアップルの新しい技術的な方向性関して非常に怒っているようです。しかしながら、イマジネーションはこの状況をむしろひどく扱っているし、その声明の一部はちょっとばかげているように思えます。

◆一部の不審な主張
イマジネーションがアップルとの状況を明らかにした4月、イマジネーションは次のように語りました。「アップルは、イマジネーションの特許と知的財産、機密情報に違反することなく、イマジネーションの技術を必要としない主張を実証するいかなる証拠も提示していません。この証拠はイマジネーションにより要求されているが、アップルはその提供を拒否しています。」

このことは、かなり不合理なものとして腑に落ちます。アップルが自社のグラフィックスプロセッサがイマジネーションの「特許と知的財産、機密情報」に違反しないという証拠を提供するためには、イマジネーションに対して、今後の自社のグラフィックスプロセッサ設計に関する実質的な情報を、イマジネーションへ提供する必要があります。

そのような詳細を元のサプライヤー、とくに、アップルの競争に技術を販売し、アップルの競争相手の購入可能性が非常に高いサプライヤーと共有することが妥当だとは思えません。

また、イマジネーションは、「知的財産権を侵害することなく、基礎から新しくGPUアーキテクチャを設計するのは非常に挑戦的であると信じ、そのためにイマジネーションはアップルの主張を受け入れない」と述べました。

イマジネーションは、新しいグラフィックスプロセッサを初めから構築することは「非常に挑戦的」であるということに、要点を突いています。さらに、イマジネーションの「知的財産権」を侵害することを避けようとすることは、余計な困難を追加することになるでしょう。

しかし、このことを視点に入れることが重要なのです。アップルは、地球上にある他のどのチップ会社よりも多くの財源を手に入れることができます。また、クラス最高のチップ技術を確立した実証済みの実績を持ち、そのチップ技術は時間の経過とともにますます印象的になっています。

多くの小規模・少資金企業がイマジネーションの知的財産権を侵害することなく、能力のあるモバイルグラフィックスプロセッサを構築できるならば、なぜアップルはできないのでしょうか。

◆イマジネーション、乗り越えろ
さいごに、アップルが課題を終え、イマジネーションを含む他企業の知的財産権を侵害しないグラフィックスプロセッサを市場に出すべきだということは、合理的だと思われます。

さらに、性能と電力効率の点で、イマジネーションの技術がもたらす可能性よりも、アップルの顧客にとって最終的なユーザーエクスペリエンスが向上し、アップルの社内グラフィックスプロセッサがイマジネーションよりも優れていることが証明されることが期待されます。

イマジネーションは、アップルが上回って進んでいることを受け入れる必要があるのです。

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