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アップル、iPadに見切りを付けていない

日本時間: 2017年6月20日 2時37分 公開

アップル(NASDAQ:AAPL)のiPad事業は、これまで長い間下降し続け、わずかな低下について話題が挙がっていません。2013年会計年度で、約7,100万台のiPadが約320億ドルの収益で出荷されました。2016年度までに、これらの数字は4,559万台・206億3,000万ドルに急落しましたが、悲惨なことではありません。

しかし、この景気後退期でさえも、CEOのティム・クック氏はiPadに対して強気であったと示しました。アップルが今月初めに世界開発者会議(WWDC)でiPad向けの発表したことに基づき、クック氏とチームがiPadをあきらめていないことは明らかなのです。

◆アップル、倍賭け中でありおざなりな態度ではない
出荷台数と収益の下落を考えると、アップルがiPadへの投資を減らすべきかどうかは明らかであると思われるかもしれません。結局のところ、顧客がiPadに興味がないように見える場合、貴重な製品開発とマーケティングリソースを製品カテゴリに費やす理由は何でしょうか。

アップルは、iPadからその他事業部門に資源を移動することとても簡単に決めることができるはずです(もっとも明白な例は、iPhoneです)。しかしながら、すべての指標は、アップルがiPadでの取り組みを縮小しないだけでなく、より多くの投資をしていることを示しています。

たとえば、iPad固有のアップルの技術数が増えているようだという事実を考えてみましょう。これまで、投資家はiPhoneで起きるアップルの技術革新のほぼすべてに期待することがで、それらの革新は後ほどiPadに向かうでしょう。

しかし、我々はその変化を理解しています。たしかに、iPhoneはアップルのもっとも貴重な製品ラインに留まります(明白な理由づけ:他のどの事業よりもアップルの中でもっとも多くの収益・利益をもたらすから)。けれども、iPadは単なる「大きなiPhone」以上のものになるための独占的な技術を手に入れ始めているのです。

今年のWWDCで、アップルは、iOSモバイルオペレーティングシステムの次期バージョンにおける多くのiPad固有機能を発表しました。また、A10Xチップ(タイワン・セミコンダクター・マニュファクチュアリング(NYSE:TSM)の新型10ナノメートル技術で製造された最初のチップである可能性が高い)のような魅力的なiPad専用技術とProMotionディスプレイ技術を搭載した新型iPad Proモデルをリリースしました。

そのほかのiPad専用技術例は、Apple PencilとTrue Toneディスプレイで、これらの技術が今後数年のうちにiPhoneに進出する見込みがあります。

しかし、要点は、アップルの戦略が単にiPadをあきらめることではありません。その代わりに、アップルが大成功をおさめたiPhoneの製品ラインの陰に存在するだけではない魅力的なデバイスにさせるために、倍賭けしているということです。各フォームファクタ(大画面タブレットと携帯電話)には独特な利点・欠点があり、アップルが適切に仕事を行えば、潜在的な顧客はiPhoneとiPadsの両方の所有に価値を見出すでしょう。

簡単な方法を取り、より大画面に大きな筐体にiPhoneの中身を詰め込むことよりもむしろ、iPad向けの差別化技術の構築に必要な投資をすることは、些細なことではありません。しかし、iPadが成長事業になりえる機会があれば、アップルにはその機会を生かすために十分な地位を確立しているのです。

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