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アップル、A10Xチップを明らかにする

日本時間: 2017年6月8日 0時11分 公開

アップル(NASDAQ:AAPL)の世界開発者会議で、iPad Proタブレットの新バージョンを発表しました。昨年の9.7インチiPad Proを交換するのは10.5インチiPad Proで、12.5インチディスプレイを搭載した2015年末のiPad Proには大掛かりなアップデートが見られます。

これら2つのタブレットに電力供給するのは、A10X Fusionと呼ばれるチップで、アップルのAシリーズシリーズプロセッサには標準装備され、非常に強力なものなのです。

アップルがチップについて語ったことと最新のiPad Proモデルに対する意味、そして、チップの設計決定がアップルの将来のiPad Proデバイスに対する考えを教えてくれることを、より詳しく見ていきましょう。

◆基本的にはA10だが、より大きい
アップルのA10Xには、3つの高性能プロセッサコアと3つの高効率コアが含まれています。昨年のiPhone 7とiPhone 7 Plusに見られるA10チップとほぼ同じコアです。おもな違いは、A10チップには2種類のコアがあるのに対して、A10Xには3種類あることです。

A10Xのプロセッサ性能は、前世代のiPad Proデバイスに見られるA9Xのプロセッサ性能に比べて30%アップしていることを、アップルは主張します。

アップルによると、A10Xには12個のグラフィックコアが含まれています。A10には6つのグラフィックスコアがあり、見た目上、A10XにはA10の2倍あると言えます。また、(12コアグラフィックスプロセッサも含まれている)A9Xよりも、A10Xのグラフィック性能は40%向上したとアップルは主張するのです。

◆賢明な設計決定
A10は、iPhone 7とiPhone 7 Plusの駆動に優れ、今日の市場でもっとも堅牢ではないにしても、堅牢なスマートフォンチップの一つでもあります。

典型的なiPad Proの使用例は、典型的なiPhone 7/7 Plusの使用例よりも、おそらくはるかに多くのCPUとグラフィックスが必要であることを考慮すると、A10をスケールアップし、A10Xを構築することには意味があるのです。

たしかに、A10Xはコンテンツ更新でのディスプレイ駆動に、毎秒120回が必要です。一方、A10はコンテンツ更新でのディスプレイ駆動に、毎秒60回しか必要ありません。そのうえ、A10XはA10よりもはるかに高解像度ディスプレイを駆動し、A10Xにとってより多くの作業を作成するのです。

それで、すこし不思議なことは、A10Xには標準A10で見られるものよりもはるかに高速なグラフィックスプロセッサが搭載されていることです。

さらに、iPadはiPhoneよりもはるかに積極的なマルチタスキングが可能で、次のiOS 11リリースで、iPadはさらに強力なマルチタスク機能を得ることができるようです。iPadのより堅牢な機能のサポートで、アップルは潜在的に増加した作業負荷に対処するために、より多くのプロセッサコアを追加するだろうということは、理にかなっています。

◆iPadの将来を垣間見る
アップルは、iPadに単純なコンテンツ消費デバイスを超えて進化することを望んでいることをかなり分からせています。つまり、アップルは、iPadがほとんどのユーザーにとって従来のノートブックに置き換わるものになってほしいのです。

以前のA9Xのように、A10Xは最高のタブレットプロセッサを目指すだけではなく、クラス最高のコンピュータプロセッサであるという、深刻なチップです。たしかに、アップルは、新型iPad Proモデルが「ほとんどのPCラップトップより強力です」と、マーケティング資料で強調しています。

私たちがA9XとA10の性能レベルについて知っていることを考えれば、アップルのマーケティング主張を信じるあらゆる理由があります。今後、iPad Proが伝統的なノートパソコンの市場からかなりの魅力を奪うことができるかどうか見せてくれるでしょう。

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