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アップル、アマゾンのAlexaから別ルートを取りSiriを拡大予定

日本時間: 2017年6月3日 6時45分 公開

アップル(AAPL.O)は来週、Siri音声アシスタントをより多くの種類のアプリケーションで動作させる計画を発表する予定です。これには、アマゾン(AMZN.O)と競合するAlexaサービスの急速な成功に立ち向かっているように思えます。

しかし、エンジニアと人工知能業界関係者によると、カリフォルニア州クパチーノの企業は、できるだけ広範囲にわたるというよりかはむしろ、少数の機能に焦点を絞り、完成させるという試験済みの方法に固執する可能性が高いとのことです。

アップルのSiriは6種類のアプリ(ライドヘイリング/シェアリング、メッセージ/電話、写真検索、支払い、フィットネス、オートインフォテインメントシステム)に限定して動作します。来週の年次デベロッパーカンファレンスで、それらのカテゴリーへの追加が期待されます。

一部の業界関係者の予測では、アップルが家庭向けアマゾンのEchoデバイスに似たハードウェアを発表するということでが、アップルは明言を避けました。

しかし、Siriの仕事を倍にしたとしても、アマゾンのAlexaが扱うことができる1万2000程度の仕事とはまったく違うだろう。

この違いは、2社の技術戦略的な分裂を示しています。アップルは、人間と話すことに類似した経験なしに、顧客が音声コマンドを使用することはなく、Siriの動作確認のためにSiriができることを制限しています。

アマゾンはAlexaに制限を設けていません。ときに間違いを犯し、使用でより多くの労力がかかろうとしても、もっとも「技能」のある音声アシスタントで、Echoアシスタントデバイス上のアプリケーションでの言葉は、忠実なフォローを得るでしょう。

アプローチの衝突は、音声コマンドへの応答がハイテク企業の優先事項となるバーチャルアシスタントとして頭角を現すでしょう。それらの企業は顧客を巻き込む新しい方法を探し、ショッピングやオンラインサービスからより多くのお金を稼げるのです。

◆お金への道のり
iPhoneユーザーが、「ちょっとSiri、空港へ乗りたい」とか「こんにちはSiri、車を出してください」と言うと、SiriはUberやLyftのサービスアプリを開き、旅行の予約を開始します。

いくつかの基本的な家庭向け・音楽機能のほかに、Alexaは「たずねる(ask)」や「伝える(tell)」のような限定されたコマンドを使用して、より具体的な指示を必要としています。たとえば、「Alexa、Uberに乗車をお願いします(ask)」では、配車のプロセスが始まりますが、「Alexa、Uberを頼んでください(order)」では、Alexaが反応しません。なぜなら、AlexaがUberの「スキル」を開く機能と接続しないからです。

セットアップ後、Alexaはドミノからピザを注文することができますが、Siriはできません。なぜなら、食品の配達はこれまでのところ、Siriが対応できるアプリのカテゴリーではないからです。

「典型的なアップルの方法では、わずかな使用例しか許容しなかったが、とてもうまくやっているのです。」インテリジェント・アシスタントアプリのメーカー、オズロのCEOであるチャールズ・ジョリー氏は述べました。

アップルの広報担当者、トゥルーディ・ミューラー氏は、開発者向けの計画についてコメントしていません。

アマゾンは声明で、このように述べました:「われわれの目標は、Alexaとできるだけ自然に、簡単に話すことで、時間をかけて改善する方法を検討しています。」

◆アントレーではなく、サイドディッシュ
アップルの狭い焦点は問題になるかもしれないと、シアトルに本拠を置くマドロナ・ベンチャー・グループのベンチャーキャピタリスト、マット・マキルウェイン氏は述べました。

何千人もの開発者がアプリケーションを構築し始めるまで、アップルのオリジナルiPhoneの可能性は出てきませんでした。マキルウェイン氏は、Alexaのスキル数に合致するには十分なものではないが、アップルが来週のWWDCで新カテゴリーを追加する予定であると言いました。

「開発者を引き付けるためには、プラットフォームが必要です。アップルが「スキルストア」を立ち上げなければ、間違いになるでしょう。」と、マキルウェイン氏は言及しました。

SiriもAlexaもお金を稼ぐための明確な道を持っていません。Siriは従来のアプリを制御するための追加ツールとして機能し、アップルはアプリ所有者に金額を支払っています。Alexaのスキルは無料で、開発者は支払われません。

現時点で、その限界のために、ボイスアプリは「アントレーではなく、サイドディッシュである」と、アレン・インスティチュートのCEOであるオーレン・エッツィオーニ氏は指摘しました。

このような初期の経済モデルに関与しないことがアマゾンには賢明だったと、エッツィオーニ氏は話しました。「開発者にとって成功した経済モデルが現れたら、人々はそれらに引き寄せられるでしょう。」

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