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マイクロソフト、アップルに対するアンフェアな挑発

日本時間: 2017年5月24日 22時7分 公開

マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)は最近、Surface Proのタブレット/ノートブック・コンピュータ・ハイブリッドの最新版を発表しました。とりわけ、新型タブレット・ラインには、以前のSurface Pro 4タブレットで見られた第6世代コアチップよりも性能と電力効率を大幅に向上させる、インテル(NASDAQ:INTC)の第7世代コア・プロセッサーが含まれているのです。

マイクロソフトはまた、「iPad Proの計算量の1.7倍」を提供すると主張しながら、新型Surface Proの性能をアップル(NASDAQ:AAPL)と比較せずにはいられません。さらに、新Surface ProはiPad Proより35%もバッテリー寿命が長いということを、マイクロソフトは述べています。

もちろん、マイクロソフトは新デバイスを誇りに思っていますが、この比較がフェアではない理由があるのです。

◆新型iPad Pro、じきに登場
実際のところ、市場での大部分のうち、マイクロソフトの新Surface Proは、アップルの現行9.7インチiPad Proと競合することはありません。その代わり、来月のアップルのWWDCで発表される予定の次世代10.5インチiPad Proと競争しなければならないでしょう。

新iPadには、現行9.7インチ・12.9インチiPad Proモデルに見られるA9Xチップよりもコンピューティングとグラフィックス両方の性能を大幅に向上させる、A10Xフュージョンと呼ばれる、まったく新しいアプリケーションプロセッサが含まれています。

重要なチップ設計の進歩とタイワン・セミコンダクター・マニュファクチュアリング(NYSE:TSM)の新10nmチップ製造技術への移行によって、その向上は推進されるべきです。そのことにより、効率が上がり、アップルが可能であるはずだったより多くの機能を詰め込めるようになるはずです。

新Surface Proのコンピューティング性能は、現行の老朽化iPad Proモデルと比較して、次世代新iPad Proの次よりもはるかに控えめな印象であると思えます。

◆完全に比較できる製品ではない
Surface ProとiPad Proはどちらもタブレットで、「プロフェッショナルな」使用向きですが、実際には、それらは異なるデバイスです。iPad Proタブレットは、アップルの消費者向けタブレットの歴史に根差していますが、Apple Pencilのサポートなど「親しみやすい」機能が付いています。

これらのデバイスは薄くて軽く、ファンレスであり、何よりもまずタッチスクリーンデバイスとして使用するために設計されているのです。

一方、Surface Proのラインナップは、伝統的なノートパソコンに根差した伝統を持っています。このデバイスは、フルバージョンのWindows 10で稼働し、完全なIntel Core i-seriesプロセッサを搭載し、従来のキーボードとマウス(または、この場合はトラックパッド)の入力で使用されているときに最善の性能を発揮するのです。

たしかに、タッチスクリーンがあり、ペン入力のサポートもあります。そして、マイクロソフトは、ペンの使用体験を改善するために多くの作業を行っているようです。しかし、iPadのパラダイムに慣れている人がiPadのようにSurface Proを使用した場合、おそらく否定的な経験を持つでしょう。

バッテリーの寿命や性能などの個別指標に基づいて、Surface ProやiPad Proのような製品は比較しないでください。消費者の視点から見た真の比較は、最終的には使用モデルにあります。

消費者は、いわゆる「プロ」デバイスとしても使えるタブレット型製品を望んでいるのでしょうか。あるいは、タブレットやタッチスクリーンデバイスとして使えるような、伝統的な生産性ソフトウェアを扱えるラップトップを望んでいるのでしょうか。

これは、今後数年間で最終的な解答が出るような質問です。

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