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テスラ(TSLA)がアマゾン(AMZN)の次にならない3つの理由

日本時間: 2017年5月1日 22時41分 公開

テスラ(NASDAQ:TSLA)とアマゾン(NASDAQ:AMZN)間の類似点は、驚異的です。どちらも大胆なリスクを抱え、イノベーションの境界を押し広げようとする象徴的なCEOを誇ります。そして、どちらも大資本と低マージンを持つ、高度成長のハイテクストーリーなのです。しかし、テスラ株とアマゾン株の間には大きな違いがあるのです。

テスラは、フォード・モーターズ(NYSE:F)とゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)を越え、500億ドルの時価総額を跳躍させる大きな利益を上げている一方、アマゾンの4,450億ドルの時価総額により矮小化しています。したがって、まったく異なる宇宙にあるようなものです。

それは変わるだろうか?たぶん…ある程度までは。贅沢なリターンはおそらく、アマゾンと同じ規模にあり、私たちはこれからテスラ株の900%リターンについて話します。

そして、そのようなパフォーマンスが起こりそうにない2つの企業間には、いくつかの違いがあります。ここでは、3つを見ていきましょう:

#1:製品集中
アマゾンの年間売上高1,360億ドルは、大規模な電子商取引ビジネスに基づいて構築されていますが、アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)やアマゾン・プライム、Kindle、アマゾン・エコー、Fire TV、Dash Buttonなどの収入源を含むように拡大したのです。

電子商取引はまだトップラインのシェアですが、その他サービスは収益向上に役立っています。

それに対して、テスラは高度な製造を要するほんの一部の高価な製品に依存しています。このことは企業の過ちや遅れによって拡大され、テスラが大衆市場プロジェクトのモデル3に着手するにつれ、ますます問題になる可能性があるのです。車両生産台数を1週間に1,088台から、今後数年間は1週間に約1万台に増やす必要があります。

InvestorPlace.comのウィル・アッシュワース氏は、次のように注目しました。「モデル3が、モデルSが得られるような消費者製品テストグループから同じ種類のレビューを取得しない場合、テスラの株主は、売却するべき価格として300ドルを参考にするでしょう。」

ソーラーシティの折り畳みが、テスラの製品ラインへ多様性を加えると主張できるでしょう。けれども、不利益事項がソーラーシティにどの程度あったのかを考慮すれば、肯定的な内容として考慮するのは困難なのです。

#2:競争上の優位性
アマゾンは、技術混乱の典型的なケースを表しています。伝統的なブリック・アンド・モルタル事業者は、電子商取引プラットフォーム構築のために巨額の出費と同時に、既存の小売店舗面積も維持しなければなりませんでした。しかし、これらの企業にはアマゾンが提供するプライムや低コスト配信など、さまざまな大規模サービスを提供する能力はありませんでした。

さらに、アマゾンはアルファベット(NASDAQ:GOOGL)のGoogleのようなトップブランドのブランドになり、そのことは多くの投資家が認識するよりも重要なのです。

アマゾンの株式は、メイシーズ(NYSE:M)やJ・C・ペニー(NYSE:JCP)、シアーズ・ホールディングス(NASDAQ:SHLD)に損害を与えています。ウォルマート・ストアーズ(NYSE:WMT)でさえ、この課題に対して抵抗できません。そして、すでに消滅、または破産再編成の最中であるブリック・アンド・モルタル小売業者はもちろんのことなのです。

テスラには破壊的な力があるものの、アマゾンと全く同じ利点はありません。

フォードとGM、その他自動車業界は、テスラがその知名度を上げている一方でまだ小さいものの、独自のイノベーションの取り組みに大きく貢献しています。これら企業の一部は、アルファベットやアップル(NASDAQ:AAPL)、インテル(NASDAQ:INTC)などからのアクセスを得て、より速く追いつくことに役に立ちます。

Navigant Researchの研究は、テスラが実際には自動運転産業では18位中12位にランクされていることを結論付けました。その理由は、テスラの製造運営がまだその規模で試験されていないということです。したがって、テスラが電気自動車では最初に名前が挙がるかもしれませんが、他のゲームチェンジャーのためのクラブハウスリーダーではありません。

#3:マージン
アマゾンの強みの一つはアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)であり、その資本的状況を助けています。昨年、AWSは31億ドルの営業利益を計上し、アマゾンの極限的に狭い電子商取引業務に対して、幅広いマージンを提供しました。

この種の利益のおかげで、アマゾンは新たな成長機会を創出する可能性に投資できたのです。

テスラには、この贅沢さがありません。一貫してマイナスのフリー・キャッシュ・フローを拡大し、昨年は16億ドルの損失がありました。操業継続のために、テスラは頻繁に新規株式を発行し、資金を借りなければなりません。

前述のソーラーシティの買収は、事態を悪化させる可能性が高いでしょう。

テスラが持続可能なキャッシュフローを達成するために必要とする生産レベルがどのくらいなのかが、はっきりしません。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(NYSE:FCAU)のCEO、セルジオ・マルキオンヌ氏は、年間1,500万台である可能性があると推測します。

◆テスラ株のボトムライン
テスラが今後も魅力的な利益を提供し続けることができるという考えに文句を付けるはずはありません。しかし、長期的、および今後数十年後を考えると、企業の真の潜在的規模を検討することが重要です。

アマゾンは、不屈の拠点事業と成長中の高マージン、あらゆることに挑戦するCEOという完璧なツールセットを誇っています。テスラには多くの強みがありますが、依然として資源が限られています。

したがって、テスラ株は買いになるかもしれませんが、期待を現実的にしましょう。

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