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アップル(AAPL)、iOS 11のマルチユーザサポートのうわさを指摘される

日本時間: 2017年4月18日 0時45分 公開

アップル(NADAQ:AAPL)の競合他社がiPadに対して優位である最大の利点は、複数のユーザーアカウントへのサポートです。教育市場を除き、アップルの立場はつねに、1台のiPadに1人のユーザーでした。しかし、それはiOS 11で変わる可能性があります。Apple TV用tvOSの最新バージョンには、複数のアカウントへのサポートが含まれていると新しく報告されています。もしその場合、アップルがWWDC 2017でiOS 11を発表したときにiOSのマルチユーザ機能が見られる可能性があるのです。

一見、複数のユーザーアカウントをサポートできるタブレットは、大きな問題のようには思えないかもしれません。けれども、多くの人々、とくに家族にとっては大きな問題なのです。アップルがiPadの販売を始めて以来、消費者には家族一人ひとりに買うか、全員でユーザーIDを共有するかという選択肢がありました。

◆複数のユーザーアカウントへのサポートが重要な理由
iOSのマルチユーザサポートがないため、親が子供にiPadを貸した場合に、子供がした設定変更は大人が使用するときに手詰まりを起こすでしょう。それにはダウンロード(または削除)したアプリケーションや環境設定、ユーザー設定の変更が含まれます。さらに、iPadを借りた人は、機密文書や写真などの古アクセス権を持つことになるでしょう。

子供たちで1台のiPadの共有することで、ほとんどの両親にとって面倒な価値しかない終わりなき戦いの仮想的な保証なのです。

アップルのタブレットに対する競合他社は、1つのデバイスで複数のユーザーアカウントをサポートしています。マイクロソフト(NASDAQ:MSFT)のWindowsタブレットは、マルチユーザーログインをサポートします。アルファベット(NASDAQ:GOOG、NASDAQ:GOOGL)は2012年のAndroid 4.2搭載のタブレットに、複数ユーザーへのサポートを導入しました。アマゾン(NASDAQ:AMZN)のFireタブレットは、ハウスホールド・プロファイルを提供しました。それは各デバイスに大人2人と子供4人の
共有コンテンツへのアクセスと、端末にログインするユーザーに基づくプライベートコンテンツと個人設定をサポートします。

◆アップル、iOS 11でiOSのマルチユーザーサポートを動作させる可能性あり
9to5Macは、アップルがApple TV向けの次のtvOSで複数アカウントのサポートを追加すると主張するThe Verifierからの報告を引き出しました。

iPadと何が関係しているのでしょうか?tvOSは、iOSに基づいています。アップルがtvOSで複数アカウントへのサポートなどの基本的機能を導入した場合、同じ機能がiOSに組み込まれている可能性があるのです。6月のWWDC 2017で発表予定のtvOSの新バージョンで、アップルがそのイベントでiOS 11を明らかにすれば、我々はiOSのマルチユーザサポートを知るかもしれません。

そして、アップルは2016年初めのiOS 9.3で、教育市場の身に利用可能なiPadでの複数ユーザーのサポート形式を構築したのです。

◆アップルが得られるもの
複数のユーザーアカウントをサポートすることで、アップルはこれまで積極的に目標を絞っていない購買層にまで及んでiPadを販売するでしょう。

多くの家族は、ガジェットを購入するための収入が限られています。iPadのコストは、かならずしも障壁とは言えません。けれども、各子供(そして両親)のために1台を購入することは簡単ではありません。これらの世帯の多くは、AndroidとAmazon Fireタブレットに移行しています。その理由は、それらのタブレットがiPadよりも好ましいわけではなく、複数ユーザーをサポートするうえに、より手頃な価格だからなのです。

アップルがiPad向けiOSでマルチユーザサポートを導入した場合、ほとんど無視されている市場の購買層を捕まえるための絶好の機会になります。

iPadのiOSマルチユーザサポートの考えは、信じがたいように思えます。結局、アップルはユーザーごとに1台のiPadという戦略に従っています。複数アカウントへのサポートは、iPadの売上には潜在的な脅威とみなされているのです。

しかし、時代は変化しつつあります。iPadの売上高は、引き続き減少しています。そして、3月に新型フルサイズのiPadをわずか329ドルでリリースするという、考えられないことをやっているのです。iOSのマルチユーザサポートで、より多くの人々がiPadを購入する次のステップを踏み出そうとするアップルの意思は、WWDC 2017で見られるでしょう。

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