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アップルはいかにしてSiriに新しい言語を学習させているか

日本時間: 2017年3月10日 1時18分 公開

多くのハイテク企業が独自の音声アシスタントを登場させているため、アップルはSiriにより多くの言語を教えることでその競争で抜きん出ようとしています。アップルの音声アシスタントはすでに、グーグルやマイクロソフト、アマゾンなどが持っていない、36か国向けにローカライズされた21言語を扱えます。

◆アップルはSiriに、どのように言葉を学習させるのか
木曜日、ロイターは、マイクロソフトのCortanaが8言語話せるのに対して、Siriがどのようにして多言語を話せるのかという詳細を明らかにしました。アマゾンのAlexaは2言語、グーグルのGoogle Assistantは4言語しか話せません。

すべてのデジタルアシスタントにとって、ネイティブ環境での言語学習・会話は困難です。単語の中には、アメリカとその他の国では別の意味を持つものがあるため、音声アシスタントはどの単語で話すべきかを知る必要があります。

Siriの新言語学習法について、アップルのスピーチチームの責任者、アレックス・アチェロ(Alex Acero)氏の説明によると、人にさまざまな方言・アクセントで異なるパッセージや単語リストを読ませることによって、新しい言語での作業を開始するということです。その後、コンピュータが音声テキストを正確に表現できるように、手動で音声が記録されます。このデータは、アルゴリズムマシンのトレーニングモデルに入力されるということを、アチェロ氏は述べました。

アップルは内部的にデータをチューニングし、次のステップに移ります。ハイテクの巨人は、この新しい言語をSiriに加えるのではなく、MacOSとiOSディクテーションに機能として搭載します。これにより、ハイテクの巨人は匿名の人々から何百もの音声サンプルを入手できるのです。ロイター通信によると、このプロセスはディクテーションの誤りを半分に減らします。この機能がSiriでの準備が整うまで、同じプロセスがさらに数回繰り返されます。

◆Siri、上海語を話せるのは近い
競合他社と比較してSiriの最大の強みは、21言語を話せることです。アマゾンはすぐに、Alexaにより多くの言語を追加する予定です。Alexaは現在、ドイツ語と英語のみ話すことができます。グーグルは、音声アシスタントにさらに多くの言語を追加する予定です。

ロイター通信によると、マイクロソフトの29人の編集チームは、現地市場向けにボイスアシスタントのCortanaをカスタマイズしているとのことです。比較的新しく参入してきたのは、サムスンの新バーチャルアシスタントのBixbyで、Galaxy S8に搭載される予定です。

さらに、アップルは、現地化に向けてさらに先陣を切っていきたいと考えています。ロイター通信によると、Siriはすぐに上海語を学び始めるとのことです。上海語は、上海周辺のみで話される呉越系中国語の特別な方言です。

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