日本時間: 2017年3月2日 23時25分 公開
テスラは、7月までにモデル3の生産を開始する予定です。そして、自動車メーカーが乗用車にソーラールーフのオプションを導入するかどうかを、だれもが知りたがっています。11月に、CEOのイーロン・ムスク氏は、手頃な価格帯の電気自動車向けのソーラールーフの選択肢を示しました。
◆テスラ、モデル3にソーラールーフオプションを与えるか?
ムスク氏は、テスラの電気自動車のソーラールーフ計画についてあまり取り上げていませんが、報道陣にたしかに述べたことは、「おそらく」オプションとしてソーラールーフ技術を提供するだろうということです。これは単なる確率であり、完全な約束ではないため、確実に何かを予測することはできません。しかし、最新の開発は、モデル3のソーラールーフの可能性を示唆しているのです。
テスラのパートナーであるパナソニックは今週の初めに、トヨタ・プリウス・プライム・プラグインハイブリッドのソーラールーフを発表しました。この新しいソーラーパネル技術は車両向けに設計されたもので、「HITフォトボルタイック・モジュール・フォー・オートモーティブ」というコードネームが付けられています。ソーラールーフ技術は、トヨタのプリウスPHV向けに利用可能であるが、このことはあまり知られていません。もしかしたら、モデル3をサポートするために調整されているのかもしれません。
この技術は、巨大なゲームチェンジャーではないかもしれませんが、たしかに軽くみられる存在ではありません。車や住宅のソーラールーフで使用されている技術はかなり類似していますが、スマートストックニュースによると、EVメーカーがモデル3でこの技術を使用するための動機となるかもしれません。
◆ソーラーパネル技術:どのように役立つのか?
太陽の力を利用し、車を充電するために設計されたソーラールーフはかなり魅力的で、実現可能性があるようです。BGRによると、モデル3の屋根の大きさは、ソーラールーフを搭載するのに十分だということです。見積もりでは、それは毎日1マイルまたは2マイルの範囲を追加するだろう。
ソーラーパネルは、180ワットの電気を発生させることができます。これによって、リチウムイオン電池を充電するだけでなく、自動車付属品に電力を供給することが十分に可能なのです。駐車中、ソーラーパネルはバッテリーに一日あたり約3.7マイルの範囲を加えることができることを、トヨタは明らかにしました。パネルは、自動車が動いていてもバッテリーを充電することができます。
ソーラールーフのオプションは、今後やって来るかもしれないが、すぐには来ないかもしれないという可能性があります。自動車メーカーはすでに多くの生産マイルストーンを持っているため、追加される圧力となるでしょう。その間、テスラの所有者は次世代のスーパーチャージャー技術に向けて、よく注目しておく必要があります。その技術は、ムスク氏によれば、大きな前進となるものだということです。