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アップル(AAPL)が失敗したところで、アルファベット(GOOGL)が成功する

日本時間: 2017年3月2日 3時22分 公開

アルファベット(NASDAQ:GOOGL)は、アップル(NASDAQ:AAPL)の直接の競争相手ではありません。アルファベットは、アップルを突き放したのです。

業界で最悪の秘密の一つは、テレビ事業に参入するというアップルの決意でした。アップルは、毎月30~40ドルの間で25チャンネルを提供したいと考えながら、オンラインテレビサービスの組み立てを何年も努力してきました。そのプロジェクトは、アップルと放送局が価格合意に達することができなかったときに、保留になっていたようでした。

ところが、アルファベットはアップルが失敗した点に成功したばかりなのです。

月額35ドルで、大規模なネットワークを含む40社以上のプロバイダを含むライブテレビであるYouTube TVは、現在公式的なものになりました。

◆YouTube TV、放映開始
YouTube TVは、火曜日に発表されました。アメリカで「すぐに」開始たことにより、これはコード・カッティング向けのグーグルのスキニーテレビバンドルです。4つの主要なネットワークが搭載されています。地域のスポーツネットワークとともに、ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)のESPNもあります。また、グーグルはプレミアムYouTubeレッドサービスのコンテンツをいくつかを含んでいます。これまで、40以上の異なるコンテンツプロバイダを含んでいて、1か月あたり35ドルという価格はけっして悪いものではありません。

加入者は、無制限のクラウドDVRストレージとグーグルの人工知能(AI)によって提供される検索、6つのユーザーアカウント(3つのストリームを同時に有効できる)、スマートフォンやタブレット、パソコン、グーグル・クロームキャストなどのさまざまなデバイスでYouTube TVを視聴できる機能を取得します。

言い換えれば、このことはアップルがリリースするのに苦労しているものとほとんど同じものなのです。

◆YouTube TV、アップルのテレビ計画に類似
アップルは、グーグルのYouTube TVの発表を、驚きをもって見ていなければなりません。そのライバルは、Apple TVで提供していたストリーミングテレビのバンドルで勝ちました。さらに苛立たせることは、アップルが交渉していたものが、YouTube TVとどれだけ近似しているかということです。

2015年5月、アップルとCBS(NYSE:CBS)は、アップルのテレビストリーミングサービスの契約について話し合いをしていたが、金銭面で固執していました。2015年12月、CBSのCEO、レスリー・ムーンブス氏はビジネス・インサイダーに対して語ったことは、アップルと話し合い進めていて、消費者に課すべき毎月の金額決定までに近づいていたとのことでした。ムーンブス氏は、YouTube TVが課金している価格とまったく同じ35ドルを投じていたのです。

アップルは、落胆しました。あきらかに、グーグルは待ち構えていたのです。

◆アップルとそのテレビ戦略に何を残したのか?
アップルのテレビ戦略全体は、苦戦しているようです。

2015年に発売された新型Apple TVには、ストリーミングテレビのバンドル付属が期待されていましたが、起こりませんでした。アップルのセットトップストリーマーは、販売で苦戦しています。グーグルとアマゾン(NASDAQ:AMZN)が課す費用の2倍がかかるうえに、4Kサポートの提供がないのです。

昨年、アップルは、ストリーミングコンテンツのハブとして機能し、複数のサービスやデバイス間での使用状況を追跡する新テレビアプリを発表しました。しかし、ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)からの買収に失敗し、その有用性を疑わしいものにしました。

グーグルのYouTube TVの発売は、見栄えを良くするための飾りのようなものなのです。

◆アップルはここからどこへ行けるのか?
もちろん、アップルがその計画をあきらめてしまうとは思いません。

リビングルームを引き継ぐための新たな兆候が、先月から起こりました。アップルは、Apple TVのマーケティング責任者の引き継ぎのために、アマゾンのFire TVの元トップを雇いました。この動きにより、アップルはApple TVのハードウェアを改良する予定です。アップルのコンテンツ取引に署名しようとする手助けをするために、Apple TVの元トップを開放しました。彼は、前職でのHuluのコンテンツ配信事業の上級副社長として、かなりの経験を持っていました。

YouTube TVは固定コンテンツバンドルを提供している一方、アップルはつねに加入者に対して独自のバンドル選択オプションがあるということをアピールしていると、ムーンブス氏は述べています。会社がその目標を達成できる場合、Apple TVのストリーミングサービスをユニークなものにすることができるでしょう。

YouTube TVとともに、ケーブルを斬るために安価な方法で提供する最初のハイテクの巨人になった場合、グーグルはアップルに大打撃を与えたかもしれません。けれども、戦争はまだ始まったばかりです。

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